KOTOBA

スポーツを伝える言葉

(登壇順)

武尊

K-1 WORLD GP フェザー級王者
脳を揺らす、「キレる」パンチ。
肝心なのは、いかに力を抜けるか。
KOを生むには、
危険な距離に入って、
事故を起こす。
カウンターは、
わざとスキを作って相手を誘う。
倒すか、倒されるか、
最後はメンタル。

末續 慎吾

パリ世界陸上200m銅メダル
美しい走りは、人を引き寄せる。
速くなる走り方は、一つしかない。
良い姿勢は、誰もが持っている。
走りとは、大いなる矛盾。
競争しなければスピードは得られないが、
他者を意識するとスピードは失われる。

伊藤 華英

競泳 北京・ロンドン五輪日本代表
泳ぎに必要なのは、
何はなくともストリームライン。
「水をかく」のではなく、
「水をつかむ」。
「集中する」とは、
「視野を狭くする」こと。
競泳選手のメンタルタフネスとは、
いかに自分自身を知り、どれだけ向き合えたか。
メンタルトレーニングは、
精神的に弱い人のためのものではない。

岩政 大樹

サッカー 南アフリカW杯日本代表
目的は「勝つこと」であって、
「自分たちのサッカーをすること」ではない。
「常勝」と呼ばれるチームは、
「勝つこと」からブレない。
ゴールに目を奪われていては、
サッカーは見えてこない。
シュートコースを「切る」とは、
障害物になること。
滑ることが、頑張ることではない。
サッカーの基本は「滑るな」。
「読み」は安易な選択。
ディフェンダーはセオリーで準備して、判断して、対応する。
ディフェンダーを知ることは、
サッカーを知ること。

平野 早矢香

卓球 ロンドン五輪団体銀メダル
表情や仕草から
相手の心を読む。
ボールを打ち合っていない時間を
制することで勝負に勝つ。
相手のやりたいことを
あえてやらせる。
相手の攻めを利用して
得点につなげる。
卓球の「生きた球」は
自分の回転が残った球。
卓球のコートは平面ではなく
高さのある直方体。

中野 崇

スポーツトレーナー/理学療法士
「正しい」は
"誰にとってか"で変わる。
文化・ライフスタイルによって
「得意な動き」は変わる。
高速移動が得意な「高重心系」、
安定が得意な「低重心系」。
トレーニングで最も重要なのは
「何をやるか」よりも「誰がやるか」。
「呼吸」も技術。

安藤 秀

ゴルフA級ティーチングプロ/体育学博士
短い距離のパットは
フェースの向きが合っていれば入る。
短い距離のパットは
左右対称に外す練習をする。
パターは"手を"まっすぐ引いて
まっすぐ出す。
ゴルフは止まっているボールを
動体視力で見る。
ボールは"LOOK"で見るな、
"SEE"で見ろ。

古田 敦也

元東京ヤクルトスワローズ選手兼監督/スポーツコメンテーター
バッティングの指導は
「構え」「脇」「ハの字」を見る。
どんな打撃フォームにも
メリット・デメリットはある。
盗塁を刺せなければ
キャッチャーは信用されない。
送球を0.1秒短縮するには
"正確に"投げること。
リードの基本は
「意識させて裏をかく」。
良い指導者は「理由」がわかる。

鈴木 尚広

元プロ野球選手・読売ジャイアンツ
表情や仕草から情報を得れば
左投手はかえって走りやすい。
盗塁は「傾向」と「対策」。
相手を知らなければ受け身になるが
知ればそれだけで優位に立てる。
盗塁は捕手との勝負ではなく
投手との勝負。
ピッチャーを見すぎない。
スタートを切るとき
一瞬力を抜く。
盗塁の理想の走りは
上下動のない「動く歩道」。
スライディングは
膝を曲げた状態でアプローチする。

神事 努

体育学博士/國學院大學人間開発学部健康体育学科 助教
人には
予測のプログラムが備わっている。
ボールの「キレ」とは
「ギャップ」である。

中西 哲生

スポーツジャーナリスト/サッカー解説者
コップが上を向いていなければ
水を注いでも入らない。
コップを上に向かせるには
気づきをもたらすことが必要だ。
決まる確率が高いのは
"お腹を見せない"シュート。
GKとの間にDFがいたほうが
シュートは決まりやすい。
サッカーがうまくなりたければ
片足で立て。
軸足で運ぶドリブルは
ボールが体から離れない。
なんとなくわかった気にさせるが
本質の解決には役立たないのが
「マジックワード」。