REPORT
2019
09.14

身体操作で、身体のサイズは凌駕できる

中野 崇 スポーツトレーナー/理学療法士

writer:戸塚 啓

人呼んで「身体操作のスペシャリスト」である。
スポーツトレーナーと理学療法士の肩書を持つ中野崇は、「最少の時間で最大の成果」をあげることを自らに課す。プロ野球選手やプロサッカー選手をはじめとして、様々な競技のアスリートをサポートしている。18歳にしてサッカー日本代表に名を連ねる久保建英の育成期に関わり、2015年末からブラインドサッカー日本代表のフィジカルコーチも務めている。
西洋発祥のスポーツに西洋の身体観を取り入れ、日本古来の武道や武術の理論を大切にする中野が、「フィジカル」を言語化すると──。

2019
08.14

ラグビーのタックルは肩に拳を作る

伊藤 剛臣 ラグビー 元日本代表(代表キャップ62)

writer:戸塚 啓

アスリートの言葉には説得力がある。トップクラスのアスリートになると、「なるほど」と頷かされるだけでなく、「そうだったのか」という驚きや発見も誘う。
ラグビー日本代表として1999年と2003年のW杯に出場し、46歳まで現役を続けた伊藤剛臣の言葉には、生々しい迫力がある。
名門の神戸製鋼で一時代を築き、トライアウトを受けて釜石シーウェイブスで現役を続けた男は、自らが愛してやまない競技の本質を分かりやすく、そして真摯に語るのだ。

2019
07.14

100分の1秒を縮めるため、肋骨の間隔を広げる

山口 美咲 競泳 北京・リオデジャネイロ五輪日本代表

writer:戸塚 啓

スポーツを伝える手段として、もっとも分かりやすいのは映像だろう。決定的な瞬間をとらえたひとコマは、圧倒的な迫力を持って真実を浮き彫りにする。最先端の映像技術を駆使すれば、プレーヤーの技術を克明に解析することさえ可能だ。
とはいえ、映像は万能ではない。可視化できないものは、伝えることができない。そして、我々が視覚でとらえることのできないところにも、スポーツの真実は隠されている。
映像がとらえていない、とらえきれないスポーツの核心に、言葉で光を当てる──それこそが、スポーツを言語化する目的である。